モノが売れない時代にあって、意外と売れているものがある。それは薄型TVだ。AV家電の市場調査では定評のあるジーエフケー マーケティングサービス ジャパンの調べでは、液晶、プラズマ、有機ELを含めた薄型TVの市場規模は、昨年初めて1000万の大台を超えた。前年比で見ると18.5%もの伸びとなっている。
薄型TVの市場規模の推移
同社のアナリスト・山形雄策氏は「不況により消費者マインドが冷え込み、例年年末商戦で売れる37インチ以上が買い控えられた。とはいえ、価格下落が需要を喚起して32インチタイプを中心に伸び、市場全体の拡大につながっている」と話す。
実はここにカラクリがある。薄型テレビの主力である液晶タイプの画面1インチ当たりの単価が3000円を切ってきたのだ。2008年前半こそ北京五輪需要などで上昇していたが、景気の急激な悪化に伴い、年末商戦を迎える12月頃から大幅に下落。
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