余裕ある老後を楽しみたいが、お金が足りない。そこで会社を買うという選択肢があるというベストセラー作家に話を伺った。

金のタマゴを生むニワトリを手に入れる

「人生100年時代」。60歳の定年退職後に再雇用で65歳まで働いたとしても、残りの人生はまだ30年以上もある。退職金とわずかな貯金、それと年金だけで暮らしていけるのか。多くの人が不安を抱えている。ヘタをすると“下流老人”に、最悪の場合“老後破産”への転落もありうる。

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では老後に趣味や旅行などを楽しむなど、豊かな生活を送るためにはどうすればいいのだろうか。その1つの選択肢として「会社を買う」ことを提案しているのが、日本創生投資代表取締役CEOの三戸政和さんだ。著書『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』がベストセラーとなり、続編も合わせると累計17万部を突破している。