「ランチはクレカ使えません」店舗でクレカを使う
人間が生涯を過ごすうえで必要になる金額は、およそ2億円だといいます(全国銀行協会HPより)。
これは人間が生まれてから死ぬまでに、2億円の消費をする、とも言い換えられます。
消費の際には、なるべくクレジットカードを使ってポイントを貯め、実質的な支払いを少しでも減らすべきだ、ということは本連載や特集でも再三言われてきました。
仮に2億円すべてを私のおすすめする還元率最大1.575%のクレジットカード、日本盲導犬協会カード(JACCS、前年度300万円以上の利用が条件)で支払った場合、315万円分のポイントが貯まることになります。決済手段を変えるだけで、国産の新車やロレックスのデイトナが人生にプラスされるかもしれません。
ですが、いかなるときでもクレジットカードを使うというのは意外と難しいものです。
コンビニで新入りと思しき店員さんに応対されたときや、友人とワリカンするときなどはつい「じゃあ現金で……」と口走りそうになりますが、1度ラクなほうに流されると止まらないのが人間。コンビニでボールペンを1本買うときでも、鉄の意志でクレジット決済を徹底しましょう。これを繰り返すことにより「現金で払ったら負けだ」という意識がついてきたらロレックスも眼前かもしれません。
ですがクレジット決済をしようとすると、ランチの際にトラブルが起こりがちです。居酒屋やカフェのランチでは、クレジット決済を断られることがあります。また「クレジット決済は5000円から」などというルールが課せられているお店もあり、クレジットが使えないこともあります。
一般的に、加盟店は決済ごとにクレジット会社へ決済額の3~10%ほどの手数料を払わねばなりません。利益率の低いランチでクレジット決済を認めると、さらに儲けが減ってしまうことが断られる主な理由ではないでしょうか。