平均寿命は伸び続け、今や40代は「働き盛り」の時代だ。しかしミドルが転職し、新しい職場で成功するのは簡単ではない。どうすれば採用され、才能を開花できるのか。その秘密に迫る。
転職2回までなら、企業は気にしない
かつて転職市場では、年齢を重ねると転職が難しくなる「35歳転職限界説」がささやかれてきた。しかし登録型の転職サイト「ミドルの転職」事業部長・天野博文氏は「伸び率で比べると、全世代の中でミドルの転職数が近年もっとも伸びています」と説明する。
「背景にあるのは、マネジメント層を強化したい企業のニーズです。2000~05年ごろの就職氷河期に採用を大きく抑制したため、多くの企業が40歳前後の人材不足という課題を抱えています。くわえて事業構造が大きく変わって、業界業種の垣根を越えたビジネスが必須になってきたのも一因でしょう。今まで社内になかった能力が必要になり、外部から調達しなければならない。そこで、経験のあるミドルが求められているのです」(天野氏)
半蔵門パートナーズ代表のヘッドハンター・武元康明氏も、「ヘッドハンティング業界では、リーマンショック以降、マネジメント層の依頼が急増しました。近年、ミドルの需要はゆるやかに増えています」と語る。
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