30年間賃料保証というビジネスモデルに無理があった

女性専用シェアハウス「かぼちゃの馬車」騒動を機に、サブリースへの不安が広がっている。

スルガ銀行の「かぼちゃの馬車」オーナーへの過剰融資も問題に（スルガ銀行本店）。（時事通信フォト＝写真）
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これはサブリース会社（不動産管理会社など）が賃貸不動産をオーナーから一括で借り上げ、入居者に転貸するという契約形態。契約時に、空室が出ても全室分の賃料をオーナーに支払うことが約束されるケースが多い。こうしたことから安定収入を期待し、スルガ銀行などから融資を受けて「かぼちゃの馬車」を購入する人が相次いだ。

ところが、その販売・運営元のスマートデイズからの賃料支払いが滞り、さらに同社が経営破たんして大問題となった。