自然エネルギー開発に愚直に取り組め
これは沙鴎一歩の持論だが、私たち人類は原発や火力発電に頼り切って、自然エネルギーの技術開発を怠ってきた。そのツケに直面しているのだ。しかし、まだ遅くはない。地球温暖化を回避でき、安定的な出力が得られ、かつ安全なエネルギー源の開発に力を注ぐべきだ。
自然エネルギーにはまだまだ課題が多い。たとえば自然エネルギーは夜間や風がないときには発電ができないなど出力が不安定だ。このため電力を蓄える仕組みが必要になる。ところが、まだ高性能で廉価な蓄電池がない。電力を蓄える仕組みとしては、余った電気で水をくみ上げ、ピーク時に山から落として電気をつくる「揚水発電」もある。
今後、自然エネルギーの開発に愚直に取り組んでいくしか私たちの未来はない。原発があるからといって、原発頼みの姿勢を続けていれば、いずれ手遅れになる。