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【解答】
▼基本問題
1)イ「うしろめたい」

自分に悪いと思うところがあり心が苦しくなる、という意味。語源は諸説あり、「後ろ辺(べ)痛し」あるいは「後ろ目痛し」という表現から成立したという説がある。「気まずい」「やましい」は類語である。高学年になるとよく登場することば。

2)ア「いとおしい」
かわいくてしかたがない。または、たまらなくかわいそうである、という意味がある。後者は「同情する」とほぼ同じ意味。文脈によってどちらの意味か判断しなければならないので注意が必要。「いとしい」は同義語である。なかなか説明しにくいことばなので、ここで覚えたい。

3)ア「みじめな」
かわいそうで見るにしのびない、いたいたしい。または、自分でもひどく情けないと思う、という意味がある。「みじめ」は「惨め」と書き、「惨」は本来「心を激しく痛める」という意味を持つ漢字。正しい意味がよく理解されずによく使われることばである。

▼発展問題
1)イ「姑息」

根本的な解決をしようとせずに、一時的な間に合わせをしようとするずるい気持ち、という意味。「姑」は「しばらく」、「息」は「休息する」ということで、もともとは「しばらく休む」という意味であったが、いつしか「その場しのぎ」というニュアンスで使われるようになった。物語文でたまに見かける熟語である。

2)ア「鼓舞」
人の気持ちを奮い立たせたり、勢いづかせたりする働きかけをおこなうこと。漢字を見るとわかるが、もともとは太鼓を打ち鳴らすことで舞の助けをおこなうことから生まれたことばである。読み方にも注意したい熟語。

3)ウ「葛藤」
心の中に相反する動機や欲求、感情などが存在し、どちらをとるか悩むという意味。心の中に存在する「天使」と「悪魔」の争いを思い浮かべると理解できるだろう。「葛(かずら)」も「藤(ふじ)」もつる性の植物である。そのつるが互いにからみあうことから生まれた熟語である。葛藤を経て心の成長を描く物語文は中学入試で多く出題される。