基本問題に挑戦「心情語」を本当に理解している?
どのような心情語を知っておくべきか。今回、心情語の「基本問題」を用意した。これはわたしが以前、『プレジデントFamily』(プレジデント社)に寄稿した問題で、中学受験を志す小学校4~5年生を想定したものだ。ぜひ親子で挑戦してみてほしい。
もし子どもがこの問題でつまずいてしまうようなら、語彙力の向上が必要だろう。場合によってはフィーリングプアに陥ってしまうリスクもある。
▼基本問題(解答は最終ページ)
Q:下記の< >内の文に最も近い心情語を考え、適当なものを記号で選びましょう。
1)先生は満点だとほめてくれたが、カンニングをしてしまったとは言い出すことができず、ぼくは<ただうつむくしかなかった>。
ア・なやむ
イ・うしろめたい
ウ・うらめしい
2)公園のベンチの下に二匹の子犬が捨てられていて、わたしは<かけよっていって抱きしめたくなった>。
ア・いとおしい
イ・開き直る
ウ・すくみあがる
3)楽勝だと思っていた相手にボロ負けしてしまい、わたしたちは<応援席に目を向けられず、ベンチにとぼとぼ歩いていった>。
ア・みじめな
イ・切ない
ウ・あせる
(『プレジデントFamily2014年秋号』の掲載問題を一部変更)