ムリに受験させる狙いは「将来、子供にパラサイト」

【中学受験をしないと我が子が落ちこぼれると思い込む母親の残念な点】
その3:「女三界(さんがい)に家なし」発想の母

<女は幼い時は親に従い、嫁しては夫に従い、老いては子に従わなければならないとされるから、一生の間、広い世界のどこにも安住の場所がない。女に定まる家なし>( Weblio辞書より)という「女三界に家なし」という諺があるが、これを地でやっている母親も中学受験しなければ我が子は落ちこぼれる、と思い込みやすい。

「女三界に家なし」は一見、女の人生の過酷さを意味しているようにも見えるが、実は「責任を取る必要がない」という楽な生き方でもあるのだ。

デートの際に「どこに行きたい?」と聞くと「どこでもいい」と言いながら、相手が素敵な場所に連れて行ってくれることを限りなく期待したり「何が食べたい?」と聞かれた時に「何でもいい」と言いながら、実際に連れて行かれた先が定食屋だと、途端に不機嫌になったりする女がいるが、こういう女は間違いなく「残念な母」予備軍である。

自分の頭で考え、選択し、実行できない母親は失敗をすべて夫と子供のせいにするだろう。

【中学受験をしないと我が子が落ちこぼれると思い込む母親の残念な点】
その4:安全確認装置が過剰な母

ガスの火を消したか、玄関の鍵をかけたかを外出先で異様に気にする女は子育てがうまくいかない。心配という名の安全確認はやり過ぎると確実に子供を潰す。

「将来が心配だから、中高一貫校に!」という発想では、その中高一貫校に無事に入学できたとしても、更なる不安が出てきて、我が子を新たな不安でがんじがらめにするだろう。

例えば子供の塾帰りの時間が少しでも遅いとパニックになって塾に電話をするタイプがこれに当たるが、大抵の場合、子供に無事出会えた瞬間、母は怒り狂っている。

塾の先生に質問をしていて遅くなっていたとしたら、一方的に怒鳴る母親に対して子供はもう本音は語らなくなるだろう。