「6月18日は、私たちの悲願達成の日。新たに借り入れできなくなると盛んに報道されていますが、私たちに相談すれば必ず解決できます。借金で悩んでいる人はすぐに相談してください」

こう語るのは、全国クレジット・サラ金被害者連絡協議会の本多良男事務局長だ。闇金融が社会問題化した2000年代初めから、被害者の会の相談員としても先頭に立ち闇金融被害、多重債務被害の撲滅に向け取り組んできた。その本多事務局長が言う「6月18日」とは、改正貸金業法の“完全施行日”である。