不振の理由を探る、顧客を分析する、効果的に販促する……。そんなとき、情報のプロたちは何をするか。2014年、データサイエンティスト・オブ・ザ・イヤーに輝いたJALの渋谷直正氏をはじめ3人が、そのワザを明かしてくれた。

“分析の対象や目的を明確に定める”という分析の第1ステップ(http://president.jp/articles/-/18160)をクリアできたら、次のステップは“商品やサービスを購入する消費者の心理を知る”ことだ。

花王の場合、社員のちょっとした一言が、分析担当者が消費者心理を掴む大きな助けになったという。同社マーケティング開発センターデジタルビジネスマネジメント室の佐藤満紀氏は「社員から『お店で洗剤と漂白剤、芳香剤を一緒に買っている人をよく見かける。他社のものと一緒に買っていることも多いよ』と言われてひらめいた」と振り返る。

花王 デジタルビジネスマネジメント室 永良 裕氏(左)、佐藤満紀氏(右)

「A商品とB商品が頻繁に同時購入されている」ということを調べる“バスケット分析”と呼ぶ手法は、分析ではごく一般的に使われるものだ。