定期は定番

低金利の時代と言われてからどれくらいが経つでしょう。銀行の定期預金では0.05%なんて当たり前、1000万円を10年以上預けても0.24%程度。ですので、銀行に預けて増やすという感覚は今や幻となってしまっています。それであれば「支払う」という段階でなんらかの得をできるよう、なにか手段を考えれば多少なりとも得ができるようになります。そこで今回は、支払うタイミングでできるお得を考えてみたいと思います。

まずは定番の定期券。鉄道・バス各社により割引率は違いますが、多くの場合1カ月よりも3カ月、6カ月のほうが割引率が高くなります。例えばJR東日本で東京駅から八王子駅までの通勤定期は、1カ月2万1880円・3カ月6万2360円・6カ月11万4780円となっています。仮に毎月購入したとすれば6カ月分は13万1280円となるので、6カ月定期を購入すれば1万6500円得できるわけです。

会社によってははじめから長期で買うように、まとめて6カ月分を支給されるところが少なくありません。ですが1カ月ごとに定期代を支給される会社であれば、少し頑張って自分で6カ月分を購入するようにして得をすることが可能です。