古くから「朝活」は存在していた
「早起きは三文の徳」と言います。確かに世の中には、早朝割引というものがいたるところに存在しています。同じ内容でも時間帯が早いだけで節約できるのであれば、それは是非利用したいですし、忙しい現代、朝に活動することによって、時間の有効活用になりますね。
▼ビジネスモーニング
食事をしながら仕事の話をするということには賛否両論ありますが、朝食を摂りながらの会議というのは今の流行りということだけではなく、古くは近衛文麿内閣が「朝食会」として政策研究会、政治勉強会を実施していたようです。
現代でも既知の人物との会議だけではなく、人脈を広げるための交流会や勉強会などでも朝の時間帯を利用しているところがあります。朝食ならホテルのビュッフェなどもランチやディナーよりお手頃な価格で利用できますし、アルコールが入らない分、安く済むというメリットがあります。何より、次の予定が決まっていることがほとんどですので、だらだらと無為に時間をすごすということがありません。
▼喫茶店やファミレスのモーニング
そもそも喫茶店やファミレスでの「モーニング」というのは、低予算でそこそこ食べられるような価格設定になっています。その中でも人気なのが「名古屋モーニング」と言われている喫茶店のモーニング文化。中京圏では、コーヒー1杯の価格でパンや卵料理まで付いてくるところが一般的です。
筆者は名古屋駅の地下街、メイチカやサンロードにある「シャポーブラン」をよく利用しています。ここのモーニングは490円でコーヒーや紅茶などのドリンク1杯に、10種類ほどあるパンとゆで卵が食べ放題となるのです。パンはバターロールのようなものからデニッシュ系、そしてサンドイッチなど。「シャポーブラン」のコーヒーの通常価格が400円なのでお得です。
ファミレスのモーニングで人気なのが、COCOS(ココス)。ココスの朝食バイキングは平日680円(税抜)、土日祝780円(税抜)で、ご飯や数種類の焼き立てパン、おかずも和洋折衷さまざま、納豆や生卵、カレーもあるので人気です。