マフラー、膝掛けを侮るなかれ

本格的に寒い冬がやってきました。ビジネスパーソンにとっては「寒い」だけが問題ではなく、通勤や外回りのときとオフィス内の「温度差」というのも問題になってくるでしょう。寒さを避けるために必要以上に喫茶店に入ったりしている人もいるのではないでしょうか。今回は冬の寒さと上手に付き合えるものをご紹介したいと思います。

着脱が簡単にできるマフラーは必須の防寒アイテムです。ただし厚手のものから薄手のものまでさまざまで、ものによって体感温度も変わってきます。一般的にはマフラー1枚で、2～3度は体感温度が違ってくるといわれていますが、薄手のもので巻き方も首の下のほうに巻いているだけではあまり効果は期待できません。厚手のもので首の後ろ全部と顎下が隠れるくらいまでの巻き方をすれば、かなり体感温度を上げることが期待できます。

オフィスで膝かけというと女性のイメージが強いかもしれませんが、この優秀さは是非男性にも利用してほしいと思います。最近ではスポーツ観戦用の膝かけもありますので、そのような品であればよいのではないでしょうか。（財）省エネルギーセンターの数値によると、膝かけ1枚で体感温度が2.5度上がると言われています。その他カーディガンで2.2度、ソックスは0.6度ということです。