「顧客との名刺交換は、一生に一度しかないものという思いで行ってください」(マナーコンサルタント宗像智子さん)
最初の名刺交換でどのような印象をお客様にもってもらえるかで今後のビジネスのあり方は大きく変わってくる。名刺は相手の分身と思って受け取り、自分の分身との思いで渡すようにしたい。
名刺交換では常に自分から名刺を差し出し、受け取ってもらえるように振る舞おう。
「名刺を差し出す際は、相手が読みやすい向きにして、自分の社名や所属、名前をはっきりと伝えます。そして名刺を相手の胸の高さに差し出してお渡しします。名刺を受け取るときは、軽く会釈しながら『頂戴いたします』と受け取ります。
受け取ったら、名刺を見ながら『△△部□□様ですね』と、相手の名前、部署などを復唱するのもおすすめです。名前を呼びかけることは相手に好印象を与えるパワートークといわれていて、『ありがとう』に匹敵するくらい距離を縮める効果があるからです。そして『本日はお時間をいただきありがとうございます』と感謝の一言をつけ加えましょう」
複数の人と名刺交換をするときは
名刺を受け取るときは、両手で受け取るようにしたいが、複数の人と名刺交換をするときには名刺交換に時間を費やすわけにもいかない。スムーズな交換を心がける。
「まず人数分の名刺を取り出し、一枚を名刺入れの上に置き、他の名刺を折り畳み部分に挟んで準備します。一人めと名刺交換をしたら、もらった名刺を名刺入れの下にもっていき、次に挟んでおいた一枚を取り出し、名刺入れの上に置いてから二人めに渡します。受け取った名刺は、また名刺入れの下にもっていくようにしてください」
片手(右手)で受け取ってもよいが、受け取ったら左手も添えること。
「よく名刺を見ながら『頂戴いたします』と受け取る人を見かけますが、これでは名刺が主役。名刺を受け取るときは、相手の目を見て受け取ってください」
気をつけたいのは、渡すときに名刺の文字や社名を指で隠さないこと。
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