イオンの本格的なアセアンシフトの出足は大成功で始まった。わくわくする新しいライフスタイルの発信基地のキーワードは食とアミューズメントの滞在型ショッピングセンターだ。
生活インフラとして地域に貢献する
出店した2店舗の出だしは順調だが、油断はできない。というのも年間を通じて気温が30度を超えるホーチミンは四季の変化に乏しい。国民的な行事も少ないので1年にメリハリがなく、いつでも同じ商品を売ることになりがちだ。これではすぐに飽きられてしまう。そこで西峠はベトナムにはまだ馴染みがない母の日、ハロウィーン、クリスマス、バレンタインデーといった提案を次々に仕掛けている。
「このビンズオンという町は工業団地の誘致で成功した町です。財政も潤い町も発展しました。次のステージは生活インフラのきっちりした整備。ショッピングセンターとしてだけでなく、レジャー施設的な役割も果たしながら、雇用も生みだす(一つの店舗で約2000人規模の雇用が生まれる)。街づくりに積極的に参加することで、お客様のライフスタイルが変わり、生活水準が上がるというか、新しい価値観が生まれるというのが私の願い。そんな貢献もできればと思っています」(イオンベトナム社長 西峠泰男氏)
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