2年ほど前、ある方にこの本をいただきました。事例が豊富でわかりやすいので、厚いわりに読みやすい。
今は少し落ち着いてきましたが、本をいただいた頃はM&Aや投資ファンドなどが産業界を賑わしていました。これを読むと、欧米では歴史的にM&A事例の積み重ねによってルールが収斂していき、確立されてきたことがよくわかります。
お取引先である百貨店などの流通・小売業で再編、資本提携などが活発になっており、商品を供給する我々としては意識せざるをえません。私を含め、当社の課長以上である経営職が常に意識していることは「構想力」を身につけよう、ということです。
お客様のファッション嗜好はすぐに変わる。
未来を自らの五感と頭で予測することが重要なのです。