加齢臭よりずっと強烈!

「個人のニオイがもはや会社としての信用を危うくする可能性すらある」と、真剣に体臭問題に取り組んでいる企業も。今回、取材した繊維メーカーのセーレンでは職場でのニオイ問題を重視し、さらには「においケアがサービス向上につながるはず!」と、マンダムが主催する「においケアセミナー」を社内にて開催。営業職やデザイナーなど各職種およそ50名が参加し、「自分に知らない間に相手に不信感を与えているかもしれない」こわ~いニオイ問題に立ち向かうことに。

もっとも会場が盛り上がったのが実際のミドル脂臭のニオイ体験。最初に体験した加齢臭の臭いは「おじいちゃんのニオイ」「なんだか懐かしい」とその顔はむしろ穏やか。「皮脂臭」は「確かに汗臭いけど、慣れっこのニオイ」とこれもまぁ、クリア。そしていよいよ、「ミドル脂臭」の出番。ジアセチルと中鎮脂肪酸をしみこませた容器に鼻をつけるや「うっ!」とむせ返る人々。「知らず知らずに異臭をまき散らしていたのか……」と愕然する男性陣はさらに気になる指摘をされることに。

「抜け毛が気になって、シャンプーがおざなりになっていませんか?」「忙しいからといってシャンプーを省いていませんか?」

これがミドル脂臭を増長させている要因に。ニオイの発生源が頭だけに、正しいシャンプーの仕方は必須。ポイントは「2度洗いで、合計2分」「後頭部は色鉛筆で塗りつぶすように丁寧に」。さらに、首からうなじを入念に洗って、胸や背中の皮脂もきっちり落とせば体臭を防ぐことができるそう。

実は男性よりも、女性のほうが不快だと認識するというミドル脂臭。「スメハラ」の加害者にならないよう、ぜひ、日々のシャンプーと身体の洗浄はしっかりと!

ライター 堀 朋子(ほり・ともこ)
宮城県仙台市出身。大学を卒業後、大手メーカーに就職。OLを経てフリーランス・ライターへ転身。ファッション誌をはじめとする女性誌をメインにしながらビジネス誌などにも執筆。年に1回は屋久島へ足を運んでトレッキングを楽しみ、20代~70代の親族とともにマラソン大会に出場するなど、見た目以上にアクティブ系。