■有意注意
どんな些細なことでも意を注ぎ、意識を集中させ、物事を判断すること。身につけると、集中力が研ぎ澄まされ、迅速かつ的確に判断できるようになる。稲盛は完璧主義者。ものづくりでは最後の1%がミスにつながると言う。
■バカな奴は単純なことを複雑に考える。普通の奴は複雑なことを複雑に考える。賢い奴は複雑なことを単純に考える
これぞ名言のなかの名言と言える含蓄のある言葉だろう。複雑に考えるのは、一見頭のいい人のすることのように思えるが、実はまったく逆で単に無駄な回り道。賢い人は単純な姿に変えて核心だけを残すことができるという意味。
■「見える」まで考える
最初は夢みたいに思えたことでも、一生懸命に考えつくすことで、「できる」と思えてくることを「見える」と表現したのだ。
■仕事の成果=能力×熱意×考え方
京セラを創業して間もない稲盛氏が思いついた成功の方程式。仕事で成功する人と失敗する人がいるのは、この3要素で決まるという。
■天職とは出会うものではなく、自らつくり出すものなのです
しかたなく入社した畑違いのメーカーで、しかたなく研究した新素材が、後に天職となるファインセラミックスだったという体験談。