日産の栃木工場はスカイライン、フーガといった大型車を生産する工場だ。そのなかで、市川裕通課長が率いる第二工務課は機械の点検、修理を担当している。24時間稼働する生産現場が遅滞なく進んでいくには、彼らのようなサポート部隊が必要なのだ。
「ブレーカーは右手で必ず上げる」などは周知の事実だそうだが忘れがち。繰り返して徹底するという。
朝礼は8時から始まる。5分前にはラジオ体操があり、体をほぐしてから朝礼に臨む。内容は6つに分かれている。体調確認、安全についてのスピーチ、連絡事項の通達、作業分担の説明、スケジュール確認、そして安全の唱和だ。特徴的なのが、体調確認とスピーチである。市川課長は言う。
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(松田健一=撮影)

