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プリウスなら10年でその差約400万円!

さて、このカーシェアリングを使った場合と車を購入した場合で、どの程度の差額が出るか、試算してみましょう。たとえば、トヨタのプリウスを週2回、3時間ずつカーシェアリングで利用した場合、月額1万9200円かかります。ガソリン代などのランニングコストがすべて含まれているので、10年間使用したとしても230万4000円(初期費用除く)。このほかに、旅行や遠出でレンタカーを借りたとしても10年で300万円はかからないでしょう。

一方、プリウスを買った場合、車体価格・諸費用が263万円。このほかの経費で、10年間にかかる費用は約640万円程度と見積もられます。設定により差は出ますが、このケースでは、カーシェアリングを利用すると、車を購入するよりも10年で約410万円、節約できる計算です。

節約以外に、カーシェアリングならではの楽しみ方もできます。車種が豊富なので、用途に合わせて「今日はデミオ」「今日はアウディ」と選ぶことができるのです。

ただし、貸し出しステーションが近所にないと利用しにくいし、共同で利用するので使いたい時間に車が空いていない、というようなことはあります。保育園の送り迎えのために毎朝夕必ず車を使いたい、といったケースには不向き。その場合は、カーリースなど、生活のパターンに合わせて車両費を抑える方法を考えてみましょう。一定期間だけ車を使いたい、という場合、こちらも購入するよりもずっと安く済みます。

ひと昔前まで「一家に一台」が当たり前だった車ですが、今はさまざまな選択肢があります。価値観やライフスタイルに合わせ、上手に車を使いたいものです。

(※価格はすべて13年5月時点)

(構成=早川幸子)
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