申告漏れは5年さかのぼれる

年末調整で控除の申告を忘れた場合、まずは勤務先に相談しましょう。処理が完了していても、勤務先で再計算してもらえる場合があります。

修正ができない場合には、確定申告する方法があります。税金の還付を受けるための確定申告は「還付申告」と呼ばれ、原則として該当する年の翌年1月1日から5年間手続きが可能です。

なお、所得控除の中には「医療費控除」「雑損控除」「寄附金控除」など、年末調整では適用できない控除もあります。これらの控除を受ける場合にも、確定申告が必要です。控除を適用して税金を再計算し、税金を納め過ぎている場合には還付を受けられます。

今回の事例の修一さんは、2026年分について特定親族特別控除を申告するだけでなく、申告を忘れていた2025年分についても申告をし、税金の還付を受ける予定です。

年末調整は、毎年同じように書類を提出すればよいとは限りません。家族の状況が変わっていなくても、税制改正によって新たに控除を受けられるようになることもあります。思い込みで申告を省略せず、毎年、適用できる控除がないか確認することが大切です。

確定申告
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