今、日本で一番儲けている企業はどこなのか。経営コンサルタントの平野薫さんは「2026年4~6月期決算で比較すると、売上高1位はトヨタでしたが、利益は1兆635億円で3位。利益1位の企業は前年同期比約28倍の1兆2700億円、2位は1兆1179億円で、王者トヨタを上回った」という――。

売上高はトヨタがダントツ

ここ最近、AIの普及やトランプ関税、原油価格の高騰、円安など、外部環境が大きく変化しています。日本経済の動きをスピーディにつかむために、国内上場企業の4~6月期の業績をランキングにし、どのような業界が中核を担い、どのような業界が伸びているのかを見てみよう。

まずは、売上高ランキングです。売上高を見ると、日本を代表する企業の事業規模が分かります。

1位は予想通りトヨタ自動車です。3カ月だけで13.5兆円もの売上を上げており、2位のホンダの2倍を超える圧倒的な規模です。自動車メーカーはホンダが2位、日産が11位にランクインしており、現在でも日本を代表する産業であることがわかります。

自動車以外で存在感を示しているのが総合商社です。三菱商事を筆頭に5社がランクイン。3メガバンクもランクインしており、銀行グループの収益規模の大きさも顕著です。