長生きする人は、毎日どんなものを食べているのか。NHK朝の連続テレビ小説「ブラッサム」のモデルで98歳まで生きた宇野千代は自宅の食卓に上る料理について「みんな単純明快なものばかり。しかも安いものばかり。料理するのも簡単、お金もかからない」と書き残している――。

※本稿は、宇野千代『死ぬまで自由に生きる習慣』(明日香出版社)の一部を再編集したものです。

焼いた干物の魚がメインの和食
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冷蔵庫に常備するビタミン豊富なおひたし

若いころからそうでしたが、私はどちらかといえば大食いの方で、食べ物は作るのも食べるのも大好きです。

珍しい材料が入るとあれこれ工夫しては、発明料理などと称して自慢していたものです。肉料理も魚料理も好きですが、特に野菜は大好きとあって、いつでも、台所の隅や、冷蔵庫の中に野菜の買い置きがないと何だか落ち着かないのです。

大根、玉葱、じゃがいも、ねぎ、といった野菜類は切らさずに買っておきます。好きなときに煮ものにしたり炒めものにしたりしておそうざいを愉しみます。

ホウレン草や小松菜は、買ってきたら、すぐにちょっと茹でて、冷蔵庫に入れておきます。そうしておけば、食事のたびに、手間を掛けなくても、このビタミン豊富なおひたしがすぐに食べられるという具合です。

野菜は、生のサラダで食べることは殆どありません。温野菜にしていただきます。人参、ブロッコリー、アスパラガスなどをサッと茹でて、マヨネーズで食べるのが大好きです。