婚活において、相手の生活力を見抜くにはどんなことに注意すべきか。主宰する結婚相談所でカウンセラーを務めている大屋優子さんは「37歳の看護師女性は、年収850万円の41歳男性と真剣交際に入った。彼女は、清潔感があり、どこか抜けていてかわいい彼にひかれていた。初めて訪れた彼の部屋は、想像以上にきれいだった。ところが、冷蔵庫を開けた瞬間、彼女は言葉を失った」という――。

※なお、本稿は個人が特定されないよう、相談者のエピソードには変更や修正を加えている

シンプルでモダンなスタイルのリビングとダイニング
写真=iStock.com/mapo
※写真はイメージです

「年収850万円の男性」と初めての自宅デート

結婚相談所の婚活には、さまざまなルールがある。結婚を決めて相談所を退会する「成婚退会」まで、婚前交渉を禁止するルールも、その一つだ。ハグやキスは許されるが、結婚を前提に付き合う「真剣交際」に進んでもこのルールは絶対に守らなければいけない。

一方、自宅を行き来できるなら、お相手の暮らしぶりを知る機会にもなる。結婚後の生活をより具体的にイメージするために、自宅での映画鑑賞や手作りディナーデートは、真剣交際になれば実現したい。

37歳で初婚の看護師女性が、ある男性と真剣交際に入った。相手は41歳で初婚、大卒、年収850万円だった。彼には清潔感があり、服装もきれいめのカジュアルだった。彼女にとって、見た目も好みの男性だった。

「こんな素敵な男性と、結婚相談所で出会えるなんて」

彼女は有頂天で、お見合いのときから交際に前向きだった。彼女からの積極的な働きかけが実り、二人は真剣交際になった。

彼女は、彼の「完璧なのに、どこか抜けていてかわいいところ」にひかれていたという。真剣交際に入って3回目のデートで、彼女は彼の自宅マンションを訪れた。彼が都内の実家から徒歩数分の場所に借りている部屋だ。