裏目に出た「刀」への支援
川﨑社長の積極姿勢が裏目に出たとみられる案件が、“マーケティングの神”と称されるマーケターの森岡毅氏が立ち上げたコンサルティング会社「刀」(大阪市北区)だ。CJ機構は22年9月、業績不振に陥っていた大阪市の「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」(USJ)の業績をV字回復させたと喧伝する森岡氏の刀に80億円の支援を決定した。
実はその刀には20年1月、川﨑社長の出身母体の大和証券グループ本社が140億円を出資すると発表していた。同社関係者によると、これを推し進めたのは、当時専務執行役で次期社長の有力候補と目されていた荻野明彦・現社長CEOだった。
ところが刀の関連会社で、テーマパーク「ジャングリア沖縄」(沖縄県名護市)を運営する「ジャパンエンターテイメント(JE)」の親会社は9月25日の株主総会で、26年6月期に173億円の最終赤字を計上したことを明らかにした。CJ機構は刀やジャングリア沖縄にどのような評価を下して支援を決めたのか。(第3回へつづく)
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