6〜12畳向けなら中国メーカーもいい
では、どんな人に、どんなエアコンがおすすめでしょうか。これまでのご説明通り、購入するタイミングは2026年冬モデルが発売される10〜11月以降、もしも待てるなら最安値になる2月まで待ってもいいでしょう。ただし、繁忙期には品薄になったり、設置までに時間がかかる場合もあります。そして、電気代がグッと安くなる2027年の新基準モデルを選ぶところまでは共通です。
そのうえで、リビングに設置する14畳向け以上のエアコンは、国内メーカーがおすすめ。人気製品は、冬場に加湿ができるダイキンの「うるさら」シリーズ、省エネ性能に優れた三菱の「霧ヶ峰」、清潔性能の高いパナソニックの「エオリア」です。あとはお財布と相談して、グレードを選びます。どのメーカーも、廉価版(最低限の冷暖房自動運転)、標準モデル(メーカーの特色が出るイオンやセンサー搭載モデル)、ハイグレード(スマホ連携や加湿機能装備など)の3グレードが用意されています。
もしも候補が複数になった場合は、店舗のエアコンに必ず掲示されている緑色の「省エネ性能ラベル」を見比べてください。「省エネ基準達成率」が100%を越えていてかつ、数値が大きい方が省エネで電気代も安くなります。また、目安となる年間電気代も併記されているので参考にしてください。
一方、寝室や子ども部屋など6畳〜12畳向けのエアコンなら、価格の安い中国メーカーもいいと思います。品質や性能が心配かもしれませんが、小さな部屋向けのエアコンに限っては、日本メーカーと比べて品質や性能の差はほとんどありません。筆者がおすすめするのは、Hisense(ハイセンス)というメーカーです。エアコンにはめずらしく、ブラックがラインナップされている点も見逃せません。
今期限定!エアコン購入のポイント
電気代がもっとも高くなるのは、夏ではなく冬です。冷暖房の負荷は外気温と室温の差で決まりますが、夏は外気温35℃を28℃にするなら差は7℃ほど。一方、冬は外気温5℃を20℃に保つには15℃もの差を埋めなければなりません。さらにエアコンは外が寒いほど効率が落ちるため、暖房は冷房より電気を食います。だから、2027基準のエアコンに変えて、早めに電気代をお得にすると効果的なのです。
最後に、2026年限定の「累積電気代を含めたエアコン代を安くする必勝法」をまとめておきます。
①型落ちは買わず「2027年省エネ新基準モデル」を選ぶ
②購入時期は2026年10月〜2027年2月
③12畳向け以上は電気代が大幅に安くなる
④12畳か14畳で迷ったら電気代の安い14畳を選ぶ
⑤14畳向け以上のエアコンを買うなら国内メーカー
⑥6〜12畳向けのエアコンを買うなら中国メーカーもあり
⑦地方自治体の「省エネ家電買い替え補助金」があれば活用する
⑦の「省エネ家電買い替え補助金」は、一部の地方自治体が採用している制度なので、すべての人が使えるわけではありません。また応募数や期間を限定している場合がほとんどなので、お住まいの町の補助金をインターネットで検索してみてください。補助金の額は自治体により異なりますが、東京都の「東京ゼロエミポイント」の場合は、購入機種や何年使ったエアコンを買い替えるかによって、9000円〜8万円までの補助金が支給されます。これも結構、大きいでしょう。
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