東日本大震災以降、自然災害のリスクを考慮した資産管理を意識するようになった人も多いのではないだろうか。非常用袋の中身から被災後の各種手続きのコツまで「有事のお金の守り方」を伝授する。

東日本大震災では、被災者の多くが大事な資産を失うことになった。この大震災の影響で、日本列島を取り巻く活断層の活動が活発化し、近い将来、連鎖的な大地震が起こるのではないかとも予測されている。今後は、被災リスクを考えたうえで資産を守る手だてを考えておく必要がありそうだ。

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非常時持ち出し用「保険とお金の管理リスト」を作ろう

災害は、自分がどこに居るときに起こるかわからない。そこでどんなときでも絶対に手元から離さないでもらいたいのが「財布」だ。近所のコンビニには小銭入れしか持たずに行く人もいるだろうが、財布も必ず携帯する習慣を身につけるべきだ。