首から腰、骨盤まで自然にゆるむ

「こんなに弱い刺激で本当に効くの?」と思うかもしれませんが、むしろ弱いからこそ効くのです。

松本恒平著・野上徳子監修『体から脳を癒やす すごい自律神経セルフケア』(三笠書房)
松本恒平著・野上徳子監修『体から脳を癒やす すごい自律神経セルフケア』(三笠書房)

強い刺激(マッサージ)は、脳にとっては「攻撃」と認識され、防御反応を引き起こします。しかし、爪の角を使ったような「点」での微細な刺激は、脳の感覚センサーを鋭敏にし、「ここが疲れているんだよ、ゆるんでいいんだよ」という情報をダイレクトに届けます。

親指の付け根が柔らかくなると、連動して首の筋肉(胸鎖乳突筋など)がゆるみ脳への血流が一気に改善します。

さらに人間の体はつながっているため、首のこりがとれると、背中を通して連動している「腰」や「骨盤」まわりの筋肉まで自然とゆるみます。

仕事の合間や、寝る前のリラックスタイムに。「今日も一日、よく働いてくれたね」と自分の親指をいたわるように、クリクリと刺激してあげてください。

自分1人で行なうのも手軽でよいですが、2人で行なうのもおすすめです。お互いに指のマッサージをし合うことで、自律神経にもプラスの反応が出やすくなります。そのやさしさが、過熱した脳をクールダウンさせる最高の薬になります。

検索時にプレジデントオンラインに関連する記事が表示されます

【関連記事】
腸の壁に穴が空き、全身がボロボロに…内科医が「毎日食べてはダメ」と警告する"みんな大好きな朝食の定番"
日本人に突出して多いのはA型だが韓国は全く異なるのはなぜか…"血液型に刻まれた人類の進化と適応の歴史"
台所を見れば認知症の予兆がわかる…介護のプロが断言「物忘れ」よりも早く気づける"食卓の異変"
「家の近所を歩く」よりずっと効果的…精神科医「ウォーキング効果を最大限に引き出す」とっておきの場所
なぜ日本人夫婦の3組に1組が離婚するのか…「価値観の違い」でも「セックスレス」でもない本当の原因