朝シャキッと目覚めるにはどうすればいいか。整体師の松本恒平さんは「朝の『起きられない・ぼーっとする』の原因は、体内時計のズレと自律神経の不調にある。まずは太陽の光で脳を目覚めさせた後、背骨のまわりを刺激するといい」という――。

※本稿は、松本恒平著・野上徳子監修『体から脳を癒やす すごい自律神経セルフケア』(三笠書房)の一部を再編集したものです。

オフィスで疲れたビジネスウーマン
写真=iStock.com/Poike
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絶好調で一日のスタートを切る方法

「朝起きるのがつらい」「午前中は頭がぼーっとして使いものにならない」私の治療院でもそのように悩む方がたくさんいらっしゃいます。

夜更かしや遮光カーテンの利用、寝る前のスマホの光なども影響しますが、最大の原因は「体内時計のズレ」と「自律神経の切り替え」がうまくいかないことにあります。

私たちの体内時計は、実は24時間より少しだけ長めに設定されています。そのため放っておくと毎日少しずつズレていき、時差ボケのような状態になります。朝は、そのズレた体内時計をリセットする必要があります。

朝起きたら、まずカーテンを開けて、窓際で15分ほど日光を浴びましょう(曇りの日でもOKです)。太陽の光が網膜に入ると、脳内の「視交叉上核しこうさじょうかく」という時計遺伝子の司令塔に信号が届き、体内時計がリセットされます。

つまり、朝、スッキリと目覚め、交感神経(活動モード)のスイッチをパチンと入れる儀式が「太陽の光を浴びること」なのです。

朝の習慣で、ぐっすり眠れるかが決まる

また、脳内で「セロトニン」という覚醒ホルモン(幸せホルモン)が分泌され、頭がクリアになり、意欲が湧いてきます。さらに重要なのは、このセロトニンが、夜になると「メラトニン(睡眠ホルモン)」に変化するという点です。

メラトニンは、脳を睡眠モードへと誘い、細胞の修復(アンチエイジング)を行なう強力なホルモンです。「夜眠れない」という人は、夜の過ごし方よりも、まず朝の光が足りていない可能性があります。

朝の習慣は、そのまま夜の快眠への予約チケットなのです。