いま注目の業界と銘柄
探し方はわかった。答えが欲しいというお声が聞こえてきます。ごもっともです。
私は、これから成長が期待できる分野として、「潮流」から半導体とAIを、「国策」から防衛とエンタメを、課題から「水」を挙げます。
【半導体】と【AI】
世界各国で実質的に国策になっています。覇権争いも起こっている最重要分野にして最先端分野でもあります。覇権を握ったものが世界を制するという勢いで、米中を中心として全世界で競争が起きています。
【防衛】
不安定な世界情勢を踏まえて日本のみならず世界的に需要が増えている分野です。ウェルカムなこととはいえませんが、現実です。
【エンタメ】
日本の「かわいい」「たのしい」が世界に評価されていますし、国内でも推し活が市民権を得ています。
【水】
人口増加によって需要増というのは明白です。それだけではなく、半導体やAI(データセンター)など「新産業」も水を必要としており、需要を伸ばす要素です。
筆者が考える成長業界の7銘柄(日本株)
それでは、企業名(銘柄名)を具体的に挙げていきましょう。
【半導体】
・東京エレクトロン(8035)
半導体製造装置メーカーとして、世界トップクラスです。半導体の製造工程は1000ステップを超えるとされており、製造工程毎に製造装置が存在します。同社は、半導体製造の前工程の装置を幅広く製造しており、高いシェアを有しています。半導体メーカーから、いったん選ばれた製造装置は、他社への切り替えが起きにくいことが強みです。
・東京応化工業(4186)
半導体材料メーカーで、フォトレジストの世界トップです。フォトレジストとは、簡単にいえば半導体の回路を焼きつける写真フィルムのような役割を果たすもので、半導体製造の鍵を握る材料です。同社は専業メーカーとして培った技術力と対応力が評価されています。フォトレジストといっても、多くのタイプがあり、フルラインアップで対応していることも同社の強みです。
【AI】
・ソニーグループ(6758)
AIとエンタメの両方で世界的に存在感を持つ企業です。AI分野では、CMOSイメージセンサーで世界トップです。センサーは、光を電気信号に変換するカメラの心臓部であり、AIが処理するデータの精度も左右します。顔認識や自動運転などに必要なものです。フィジカルAIの普及が進めば追い風になると期待しています。
エンタメ分野では、ゲーム、音楽、映画などを有し、同社の売上高のうち3分の2の割合を占めています。
【エンタメ】
・カプコン(9697)
ゲームソフト大手です。「バイオハザード」「ストリートファイター」「モンスターハンター」「ロックマン」など、グローバルで人気のIPを有しています。ゲームだけにとどまらず、映画やグッズなどで1つのコンテンツでマルチユース戦略を取ることが強みです。この先は、eスポーツや、ネット上でのマルチプレー対戦などによる広がりも期待できます。

