2.筋肉内の「化学的ストレス」(直接的メカニズム)
高回数のトレーニングを行うと、筋肉には乳酸などの代謝物が蓄積し、強烈な「焼けつくような感覚」が生まれます。
このとき筋肉内部では、カルシウム濃度の変化や軽度の酸化ストレスなどの化学的な変化が起きており、これが成長のスイッチ(mTORなど)を強力に活性化させることがわかっています。
「重さ」という物理的な刺激だけでなく、「回数による疲労」という化学的な刺激もまた、筋肉を大きくする強力なシグナルになるのです。
女性や初心者でも「筋トレ効果」を実感できる
筋肥大の効果は、バーベルの重さだけでは決まりません。
大切なのは、筋肉にどれだけ仕事をさせたか――つまり総負荷量です。
この考え方をベースにすれば、軽い重量でも筋肉を大きくすることは可能ですし、女性や初心者であっても、十分に成果を上げることができます。
バーベルの重さにとらわれず、トレーニングの総量に目を向けて、戦略的に負荷を設計していきましょう。
この結論は、2026年にアメリカスポーツ医学会が3万人超のデータをもとに発表した最新の公式声明でも強く支持されています。重量(強度)の違いは筋肥大への影響が小さく、むしろ週あたりの総セット数を確保することが筋肥大を左右するという同様の結論が、これまでで最大規模の分析から示されているのです。
検索時にプレジデントオンラインに関連する記事が表示されます


