平清盛も目指した「開かれた国家」
――信長はなぜ天下を統一しようとしたのですか?
「天下布武」というビジョンを掲げたことからも分かる通り、信長には明確な国家像がありました。それは自らの武力を背景にした秩序の回復です。すなわち室町幕府の権威を回復させ、天下泰平の世を築こうとしたのです。
また楽市楽座に象徴されるように、座という商人の特権を取り上げ、誰でも自由に商いができるようにし、さらに関所を撤廃することで人の行き来を盛んにし、経済を活性化させようとしたのです。
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