人生後半を軽やかに生きるヒント
猛暑がようやく和らぎ、朝夕の風に秋の気配が混じり始めました。お盆に帰省し、久しぶりに会った親の後ろ姿から、自分の10年後、20年後をふと思い描いた方もいるのではないでしょうか。人生の後半戦をどう過ごすかは、体力にも気力にも余裕があるうちに考えておきたいテーマです。今回は、50代以降の過ごし方をめぐる3本の記事をお届けします。
1本目は、経営コンサルタントの藤井孝一さんによる、中高年の趣味をめぐる論考です。やりたいことは先延ばしにせず、すぐに始めたほうがいいと藤井さんは説きます。そのうえで、趣味は4つのタイプに分けられるとして、少なくとも2つ以上のタイプを持っておくよう勧めます。
2本目は、精神科医の和田秀樹さんによる、自立した老後を保つための提言です。転倒から骨折、そして寝たきりへ。この連鎖の引き金として和田さんが挙げるのは、数が重なるほどリスクが跳ね上がる、ごく身近なものでした。60代になったら真っ先に断捨離すべきもの、その正体が明かされます。
3本目は、浜松医科大学名誉教授の高田明和さんによる、老年期の心構えについての指南です。記事の公開時点で87歳。何もせずにいると孤独を感じ、時間を埋めようとして動き出す。その先に待つ落とし穴を、孔子の言葉を引きながら解き明かします。
趣味、体、そして心。人生の後半戦を支える要素は、どうやら一つではなさそうです。
これだけは絶対に後回しにしてはいけない…50代から人生の幸福度を高めるために持つべき「2種類の趣味」
(2025年2月2日公開)
中高年におすすめの趣味は何か。経営コンサルタントの藤井孝一さんは「仕事もプライベートも、やりたいことは先延ばししないで、すぐにやったほうがいい。私の趣味の1つであるゴルフは45歳から再開して10年以上続けている。一方で、室内でできるヨガや料理教室にも通っている。少なくとも2つ以上のタイプの趣味を持っておくと中高年になって困らない」という――。〈続きを読む〉
「転倒→骨折→寝たきり」の老後が待ち受ける…医師・和田秀樹「60代になったら真っ先に断捨離すべきもの」
(2026年3月15日公開)
健康長寿の秘訣は何か。医師の和田秀樹さんは「東大病院老年病科の調査では、薬が1種類増えるだけで、転倒リスクが2倍になることがわかっている。また、高齢者の免許返納を求める声が挙がっているが、薬の副作用こそがそが重大事故の原因になっている可能性は高い。自立した老後を送る第一歩は、薬を見直すことだ」という――。〈続きを読む〉
これができないと孤独な老後が待ち受ける…87歳医師が「老年になったら徹底すべし」と説く生活態度
(2023年11月9日公開)
老後を幸せに生きるにはどうすればいいか。浜松医科大学名誉教授の高田明和さんは「年を取り、何もせずにいると孤独を感じるようになる。そのため時間を埋めるために何かをしようとするが、貪欲に陥らないように注意すべきだ。かつて孔子が『満ちて覆らないものはない』と述べたように、『満ちた』『できあがった』と思ったらダメになるし、得たものも失うことになる」という――。〈続きを読む〉
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