多忙な人におすすめの食材
忙しい人におすすめしたい食材は、卵、貝類、鮭などの魚、そしてチーズです。
卵は、たんぱく質に加えて鉄、亜鉛、ビタミンDなども含む栄養価の高い食材です。ゆで卵を常備しておくと、朝食や仕事中の軽食にも取り入れやすくなります。
牡蠣などの貝類は亜鉛補給に役立ちます。水煮缶や冷凍品ならコンビニやスーパーでも手軽に買えて、簡単な調理で気軽に食べることができます。
鮭などの魚は、たんぱく質とビタミンDを同時に摂れる便利な食材です。焼き魚のパックなどを活用すると、調理の手間もなくせます。
そして、最も取り入れやすいのがチーズです。たんぱく質、亜鉛、カルシウムなどを含み、間食や料理の追加にも向いています。
チーズの食べ方として、特におすすめしたいのが「焼きチーズ」です。香ばしい香りやカリッとした歯ごたえがあるため、暑い時期で疲れていても手軽にたんぱく質を補えます。冷たい食べ物が続きがちな時期、温かい一品を加えると自律神経を整えやすくなるのも良い点です。
作り方は簡単です。特別な道具も油も不要で、片付けも楽です。
1.フライパンにチーズを並べる
2.油をひかずに、強めの中火で焼く
3.ふちがカリッとしたら、割り箸で裏返す
4.両面がきつね色になったら完成
心がつらいときほど「食事」を意識
今回、3種類のチーズを実際に焼いて、食感を比べてみました。カマンベールチーズは表面がカリカリに香ばしく、中はとろっとクリーミー。濃厚なチーズの味わいを楽しみたい方におすすめです。
6Pチーズなどのプロセスチーズは、なんといっても入手しやすさが魅力。焼くと表面はカリッ、中はふわっとして、食感のバランスもよく仕上がります。冷蔵庫に常備している方も多いのではないでしょうか。そしてモッツァレラチーズは、カリッ、もちっ、そして伸びる食感が楽しめます。焼くことで、普段とは違った味わいになります。
同じチーズでも、種類によって焼き上がりの食感はかなり異なります。好みのチーズを探して、食べ比べてみるのもよいでしょう。
焼き方には少しコツがあります。今回、一度に多くのチーズを弱火で加熱したところ、チーズが溶けて大きく広がってしまいました。チーズを焼くときは、1人分程度を強めの中火で手早く焼くのがおすすめです。
表面がカリッとしてきたら裏返し、焼きすぎないように仕上げましょう。焦がしすぎると、老化物質であるAGEs(糖化最終生成物)が増えやすいため注意してください。
今回は、9月病を遠ざける食事について紹介しました。一度に完璧な栄養バランスを目指さなくて構いません。心がつらいときほど、まずは食事を見直してみましょう。
そして気分の落ち込みや集中力の低下が毎日続く場合は、食事だけで様子を見ず、早めに医療機関へ相談してくださいね。
1.National Institute of Mental Health“Seasonal Affective Disorder”
2.厚生労働省「健康づくりのための睡眠ガイド2023」
3.Takako Mikiほか“Prospective study on the association between serum amino acid profiles and depressive symptoms among the Japanese working population”
4.The serum zinc concentration as a potential biological marker in patients with major depressive disorder
5.Yahya M. K. Tawfikほか“Absolute and Functional Iron Deficiency in the US, 2017-2020”
6.M Vahdat Shariatpanaahiほか“The relationship between depression and serum ferritin level”
7.東京慈恵会医科大学「98%の日本人が『ビタミンD不足』に該当」
8.Olivia I. Okereke, MD, SMほか“Effect of Long-term Vitamin D3 Supplementation vs Placebo on Risk of Depression”
9.文部科学省 食品成分データベース「プロセスチーズ」「しろさけ・生」「鶏卵・全卵・生」「かき・養殖・生」「あさり・生」
10.NIH Office of Dietary Supplements“Vitamin B12”
11.Liana L Guarneiriほか“Effects of Varying Protein Amounts and Types on Diet-Induced Thermogenesis”
12.Judith Wellensほか“Cooking methods affect advanced glycation end products and lipid profiles”



