高収入でなくても資産を増やすにはどうすればいいか。投資家・ななしさんは「手取り25万円で妻子を養いながらシンプルで手堅い投資を続けて、投資15年目で資産3000万円、20年目で7000万円を突破した」という――。

※本稿は、ななし『手取り25万円、妻子持ちでも7000万円貯めた私の 氷河期世代のお金の戦略』(Gakken)の一部を再編集したものです。

日本円紙幣を数える男の手
写真=iStock.com/Panuwat Dangsungnoen
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「老後資産3000万円」を貯めた道のり

私が実際に老後資産3000万円を貯めるまでの道のりを、ざっと紹介しておきたいと思います。

私は趣味と実益を兼ねて個人投資家のブログをよく読むのですが、実はどういった推移でお金が貯まったのかを見ることはめったにありません。そこで、低収入なりにコツコツ資産を増やしていった経緯を紹介することで、やる気が増す方もいらっしゃると思うんです。

投資は市場の動向に大きく左右されるので「再現性のある話」とは言えませんが、「金融資産ってこうやって増えていくんだ」という参考になれば幸いです。

ちなみに公開する情報は「老後資産」だけではなく、生活防衛費を含んだ金融資産全体だったりしますが、そこは大目に見てください

「収入の20%」を貯金と投資に回してきた

まず、私のお金の貯め方ですが、自分に課したルールはいたってシンプル。毎月の手取りの給料のうち「20%」を事前に取り分け、「10%を投資」「10%を貯金」するというものです。

若いころは「月5万+ボーナス各20万円」を投資と貯金に突っ込んでいましたね(実際の投資額としては年50万円なので、月平均4万円ちょっとになります)。

いまは子どもにお金がかかるようになってきたので、収入の10%を投資に回すだけになっています。収入が少ない自分が悪いのですが、やはり親としては、自分一人ならどれだけ節約できても、子どもに倹約生活を強いるということは、「心情的に難しい」ものです。

その代わり、ブログ運営やウェブライターの副業をはじめて、その収益で投資枠を増やしたり、現金とのバランスを調整したりしてきました。

このシンプルなやり方が自分に合っていたのかな、と思いますし、誰にでもおすすめできる資産形成かなとも思っています。

「20%って多いな」という解釈もあるでしょうが、裏を返せば「残りの80%は全部使っていいんだ」ということ。そこまで窮屈ではなく、そこそこ楽しんできました。