下落局面でもメンタルが楽でいられる
「インデックス投資」の「長期積立」にたどり着いた契機はリーマンショックでした。持っていた株は当然暴落して、価値が半分くらいになりましたし、勤めていた会社も倒産。ニュースを見れば不況の話、ネットを見れば悲観論ばかりです。
で、このとき、「株式投資は誰でもできる。でも長く続けるのは大変そう」ということをはっきりと自覚できました。上げ相場はウハウハなのでよいのです。しかし、下げ相場は想像以上にメンタルにくるということをこのとき思い知りました。
人によって神経の図太さは違うと思いますが、当時の私には無理だと感じたのです。20年、30年先に使うお金をつくり出すための投資なので、長期で続けることができないと期待している金額に届きません。
長く続けていくには精神的なしんどさを排除できる仕組みが必要だと痛感し、その最適解が「市場がどんな局面でも、インデックスの投資信託を毎月安定して買い続け、あとはほったらかすこと」、つまり、「積立投資」でした。
インデックスなので「投資先を分散」していること、さらに積立で「時間も分散」していることで、リスクを大きく下げられたため、めちゃくちゃメンタルが楽になりました。
ほったらかし投資を楽しく続けるコツ
株式は(投資信託も含め)暴落が訪れたとき、場合によっては半額近くまで下落することもあります。そして長期投資では、こうした暴落を経験する可能性があります。
実際、私もリーマンショックでリスク資産が半分になりました。そこで私が投資をやめなかったのは、「長期的に見れば、いつか回復していく」と考えていたからです。
愛読していた古典的名著では、株式の超長期リターンはインフレ調整後で年率6~7%程度とするデータがあります。私はこの考え方を拠りどころにしました。
・老後に使う資産なので、お金の値動きは気にしない!
・半額になったタイミングで、まとまったお金が必要になっても大丈夫なように、貯金もコツコツしておく
こういう基本的な心構えが身についてからは、投資は楽しい作業になり、コツコツ積立投資を続けています。
失業中でも積立投資を続けましたし、今後、予期せぬことが起こって長期的に無職になる期間があったとしても積立だけは止めないよう、現金も用意しています。


