公明党の弱体化が自民党の大敗を招いた
7月の参議院選挙で、自民党は票を伸ばせず、与党過半数に届かなかった。「石破おろし」の声もあるが、自民党執行部にとっては想定の範囲内だろう。
参院選は開票の結果、自民党は39議席、公明党は8議席だった。自民党は改選前の52議席から13議席、公明党は14議席から6議席を失った。非改選議席と合わせると与党は122議席で、過半数の125議席を割り込んだ。昨年10月の衆院選ですでに少数与党に転落していたが、連敗により衆参両院で少数与党となり、今後はますます不安定な政権運営を迫られる。
昨年の衆院選では、政治資金問題で自民党に逆風が吹いていた。今回は目立った逆風はなかったが、だからこそ現時点での与党の実力があらわれた。
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(構成=村上敬 写真=時事通信フォト)
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