脳科学者の成田奈緒子先生が、子どもの脳を育て、論理的に考える力を伸ばすための、子どもへの言葉がけについて解説します。
《気持ちを受け止め、聴いてやる》問いかけると、思考が動き出します
「あなたのために……」という言葉は、親の正しさを一方的に押し付けているにすぎません。教育熱心な人に限って、いつも子どもの気持ちを先回りして決めつけてしまう傾向があります。「あなたはどうしたいの?」と問いを返すことで、子どもは自分の考えを客観的な視点で説明しようとします。思考は、指示されたときではなく、問いを向けられたときに動き出します。自分で考え、選ぶ経験は前頭葉を刺激します。
※本稿は、『プレジデントFamily2026春号』の一部を再編集したものです。


