見た目年齢を若返らせ、健康を維持するには何をするといいか。医師の池谷敏郎さんは「猫背で背中が丸まっていることで、見た目年齢に40歳の違いを生む。無自覚に猫背になっている人は、仕事や家事の合間にちょこちょこやるだけですっきり伸びた背筋をつくる『脱ET体操』を行うといい」という――。

※本稿は、池谷敏郎『血管の専門医が30年間欠かさない すごい習慣』(エクスナレッジ)の一部を再編集したものです。

猫背の女性と正しい姿勢の女性
写真=iStock.com/AndreyPopov
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医師が1日20〜30分続ける運動習慣

皆さんの運動習慣定着の参考として、私が日常生活のなかで、どんな形で運動を取り入れているのかをご紹介しましょう。モットーは「長く続ける、楽しく続ける」です。

まず、毎日欠かさない有酸素運動になっているのが、愛犬・ミルクとの散歩です。仕事中は診察室で座りっぱなしの私にとって、毎朝晩の愛犬との散歩は欠かせません。1回に20〜30分ほど、歩数にすると約8000歩ほどにもなるので馬鹿にできない運動になります。

犬を飼っているとどんなに気が乗らなくても半強制的に散歩にいくことになるので、「犬の飼い主が週150分の推奨運動ガイドラインを達成する確率は、飼っていない人の約4倍」(『Scientific Reports』2019年)にもなるそうです(笑)。

結果、何が起こるのかというと“血管の若返り”です。アメリカ心臓協会(AHA)は、「犬を飼っている人は飼っていない人と比べて心血管疾患による死亡リスクが31%低下する」と報告しています。

愛犬はその存在自体で飼い主の血管を守り、若さをキープしてくれる最高のパートナーというわけですね。

【図表1】運動習慣1
出所=『血管の専門医が30年間欠かさない すごい習慣』(エクスナレッジ)