幸福度を左右するのはお金ではない
OECDは所得の役割をこう位置づけています。「所得は人生の選択肢を増やすが、それ自体が幸福を保障するわけではない」。お金は困らないための条件にはなっても、満たされるための答えにはならないということです。
複数の調査では、経済的に恵まれた富裕層であってもある一定数が「今の人生に十分満足していない」と回答していることが報告されています。お金があるからといって、全員が幸せなわけではないのです。
ギャラップ社とOECD。立場の異なる2つの調査機関が共通して示していることをまとめると、こうなります。お金が増えると人生全体の評価は上がります。でも、日々の安心感や感情の安定は、お金だけでは守れないことがあります。幸福度を本当に左右しているのは、お金の額以上に、人間関係の質、心身の健康、自由な時間、そして自分でコントロールしているという感覚なのです。
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