いきなり早起きせず脳をだます
とはいえ、毎朝7時に起きている人が、朝活のためにいきなり5時起きを習慣化するのは大変ですよね。普段の行動をいきなり大きく変えようとすると、脳が変化を回避しようとして、長続きせずに挫折してしまう傾向があります。
おすすめは「いつもより10分早く起きる」など、少しずつ脳をだましていくことです。いつもより10分早く起きることができたら、それだけで小さな自信につながります。少しずつ脳をだまし、体を慣れさせて、早起きを習慣づけていきましょう。
もし1回寝過ごしたとしても、「やっぱりダメだった」とあきらめずに、また「昨日より10分早く起きる」からはじめてみてください。習慣化というと毎日やらなければいけないと考えてしまいがちですが、週に4回以上実践できていれば、すでに習慣のリズムはできています。
実は、先延ばししてしまう人ほど、「ちゃんとやらなければ」と思う真面目な人が多いのです。早起きも朝活も、「週に2、3回くらいできない日があってもOK」ということをぜひ覚えておいてください。
予定を区切れば脳が軽くなる
もうひとつ、時間の使い方のコツとして私が実践しているのが「時間ブロック」です。
Googleカレンダーを1週間分、時間単位で見て、「○日の△時から□時までは資料作成」など、予定をあらかじめ入力しておきます。
そうすると、「その時間はあらかじめ決めておいたことしかやらない」というブロックが完成し、重要度や緊急度の高いタスクが入らない限り、ひとつのことに集中して取り組むことができます。マルチタスクではなくシングルタスクにすることで、生産性を上げるための工夫です。
時間ブロックのメリットは、脳のメモリを節約することにも役立ちます。締め切りはいつで、いつまでに資料を集めて、関係者に連絡をするのはいつ、書類を作成するのはいつ……といったことを頭の中だけでスケジューリングしようとすると、考えることが多すぎますし、それらの予定を常に意識して動くのも脳にとってはストレスになります。
時間ブロックを習慣づけておくと、今日何をやるかはGoogleカレンダーを見ればひと目でわかるので、細かい予定はいったん忘れてもOK。
そうすればメモリを使わずに済むので、脳のパフォーマンスを高く維持することができます。
私の場合、打ち合わせやセミナーなど、相手がいる予定についてはできるだけ早めに決めて、まず時間ブロックします。
執筆や資料作成など自分の予定については、週末に「来週はこんな過ごし方をしたい」とイメージして時間ブロックを決めていくことが多いです。
私自身が実践している瞬動力を高める行動パターンを紹介しました。ぜひ参考にしてもらえればと思います。時間の使い方については、次項でもさらに深掘りして触れていきます。


