相手からどう呼ばれるのが好ましいか

自分自身を「わたくし」と呼ぶのに対して、相手からはどう呼ばれればよいでしょう。今、あなたは周囲の人からどのように呼ばれていますか。

名字で○○さん、下の名前で○○さん。「さん」ではなくて「ちゃん」。または呼び捨て。中にはニックネームで呼ばれているという人もいるでしょう。

以前、入社3年目の若手にもかかわらず、年上からも「社長」と呼ばれている方がいました。頼りがいがあり、世話好きな性格で、本人の人柄も伝わるニックネームでした。もともとは父親が社長だからというのが由来だそうです。

ニックネームで呼ばれている人は、親しみやすく話しかけやすい人である印象を残します。さらに「新入社員の頃こんなことをして、以来この名前がついた」などと語れるエピソードがあれば、それだけで立派な自己紹介になります。

外資系企業のようにファーストネームで呼び合う文化や、肩書きを外して「○○さん」に統一しようという会社が増えてきました。今はニックネームがないという方は、自分から「私のことは○○と呼んでください」とお願いするのもひとつの方法です。

呼ばれ方を周囲に委ねてはいけない理由

呼ばれたい名前が決まったら、メールなどのサインやSNSの表記もそれで統一します。「名前(ニックネーム)」のように()書きで併記してもいいでしょう。サインに記すということは、相手に「この名前で呼んでいい」という許可を出していることになります。次第にその呼び方が浸透していくでしょう。

呼ばれ方もキャッチコピー同様に、自分のキャリアアップとともに変えていく必要があります。

ある企業のジェネラルマネージャーの肩書きがついている方が、後輩の前で同期の人に「○○ちゃん」と呼ばれて引きつった表情をしているのを目撃したことがありました。新人の頃なら微笑ましく受け取れたニックネームも、やがて肩書きがついてふさわしくなくなったり、もうその呼び方はやめてほしいと思ったりすることもあるでしょう。そんな時は異動の挨拶などのタイミングで「これからはこの呼び方でお願いします」と宣言しましょう。組織内の紹介プロフィールを変えてもらうのもひとつの方法です。

オフィスでのセクシャルハラスメント
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どう呼ばれるかはあなたの立場そのものです。

呼ばれ方を周囲に委ねてはいけません。

自分がどう見られたいのかを自ら定義し、先に提示するのです。受け身で誰かに決められるのではなく、自分自身で決めていきましょう。