お金の流れはどうなっているのか

ただ、政府のお金がそのまま同財団に流れているわけではもちろんなく、政府は2015年、まず、「Demokratie leben!(上手く訳せないのだが、イメージとしては、“民主主義を生きよう!”と呼びかける感じ)」と称する国家プロジェクトを立ち上げた。

具体的には、「民主主義を生きよう!」プロジェクトには、家庭省の予算から補助金が出る。当初の補助金は年間4050万ユーロだったが、直近ではそれが、なんと5倍以上の2億ユーロ(現行レートで370億円)に膨れ上がっている!

いつ、補助金が急増したかというと、家庭省の大臣がCDUから社民党に変わってからで、2017年、社民党の家庭相の下、補助金は突然2倍以上に膨らんだ。そして、以後、昨年まで、同省はずっと社民党、さらには緑の党が握り、「民主主義を生きよう!」の補助金も増え続けた。