作業直前に「自分でやる」か「人に任せる」か仕分ける

【原則①「できるタスク」と「できないタスク」を理解している】

できるタスクは自分でやりますが、自分がやるとかえって時間がかかるタスクや、優先順位の低いタスクは、迷わずアウトソーシングします。具体的には、得意な人にやってもらったり、ツールを使って自動化したりするとベスト。また、「タスクとして捉えない」という選択肢もあります。そうした観点から、まずはタスクを取捨選択します。

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【原則② やると決めた1つのタスクに集中している】

膨大なタスクのなかから、「これをやる」と決めたタスクに集中します。1つのタスクに集中して取り組むことでスピードが上がり、作業にかかる時間が短くなります。

【原則③ タスクにかかる時間を把握している】

自分がやると決めたそれぞれのタスクにかかる時間を把握しておくと、急用が入っても予定を調整しやすくなります。たとえば、あるタスクに2時間かかるとわかっていれば、急用で中断しても、前後1時間ずつ振り分けるなどして確実に終えられる算段ができるでしょう。

このように、自分が得意なことを着実に行いながら同じように他の人にも得意なことをしてもらい、ともに走れる仲間を増やしていくこと。そのためには、「原則①」がより大切なポイントになります。ここでのアウトソーシングを、僕はこう呼んでいます。

《他者と「時間の貸し借り」をする》

得意分野は「任されるレベル」まで磨く

たとえば、僕はプレゼンを専門分野にしてきたので、限られた時間でオーディエンスにインパクトがある話をすることは得意中の得意。だからこそ、プレゼンの依頼が多方面から舞い込みます。

プレゼンで大切なのは、コンテンツ(中身)と当日のパフォーマンスに尽きます。ですから、まずはプレゼンに集中できる最良のコンディションをつくることに注力しなければなりません。

そこで、コンテンツの材料となるクライアントのプロファイル分析や事業内容の精査は他者と協働することにしています。いわば、他者の時間を借りるわけです。他にも、当日の参加者や前後のプレゼンのバランスなどについての質問も投げかけておき、情報収集を任せています。

なぜこんなことができるかと言えば、周りから「澤がオーディエンスに最もインパクトを与えるプレゼンができる」と思われているから。言い換えると、僕は「プレゼン」については他者から丸ごと任されているのです。