“過去”に時間を使うのはとてつもなくムダ

つまり、会議という立派な名目で、報告というムダなことをさせ、さらに移動という時間のムダまで発生させている。連絡は今ならチャットツールを使えば十分で、電話する必要すらありません。おそらくは「目上の人に直接会わずに報告や連絡をするのは失礼だ」という意識が広く強く共有されているため、利益を度外視してまでムダな時間をかけてしまうのでしょう。

一方で、「相談」は未来の話をすることです。僕はこの部分は対面で話す価値があると考えています。つまり、「未来のことを最大化」するために働くというわけです。

これからどうするか、次の一手はどうするかという未来の話は、生産的で楽しいものです。楽しい仕事だけが残るわけで、楽しい仕事なら誰もが高いモチベーションで臨んでくれるに違いありません。誰だって、夢やビジョンを語るのは楽しいからです。

タブレットを手に会議をするビジネスマン
写真=iStock.com/Yagi-Studio
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成果を出せるビジネスパーソンに共通しているのは、「未来志向」を持っていることだと僕は思います。「時間は何のためにあるか?」と考え、未来を良くするために使うところに思考を持っていかなければいけません。「報連相」の「相」の部分が未来をつくるための時間になっていくのです。

今日からあなたの働き方を変えるために必要なのは、高額なツールを買うことでもコンサルタントに頼ることでもありません。

「過去のことに時間を使わないためには、どうすればいいだろう?」

このマインドにアップデートすること。過去は学ぶ価値のあるものですが、過去の出来事そのものを変えることはできません。過去に起きたことに一生懸命に時間を使うのは、とてつもなくムダなことなのです。

効率的にこなすための「タスク3原則」

過ぎ去ったことに時間を使うのではなく、未来に目を向けること――。

未来のことに時間を使うためには、現在のタスクを効率良くこなして考える時間をつくる必要が出てきます。

あなたの周りには、すごく忙しいはずなのになぜかゆったりしているように見える人はいませんか? あくせくしていなくて、いつも悠々とした雰囲気の人。こうした人たちは優先順位の立て方が上手なこともありますが、タスクを効率的にこなすための「タスク3原則」を確実に身につけています。

原則①「できるタスク」と「できないタスク」を理解している
原則② やると決めた1つのタスクに集中している
原則③ タスクにかかる時間を把握している

順に説明します。