なぜ億万長者はお金がどんどん増え続けるのか。富裕層専門税理士の森田貴子さんは「頑張って稼ぐだけでは、資産1億円の壁は越えられない。10億円以上の資産を持つ人たちは、税の仕組みそのものを味方につけている。知っているか知らないかで、手元に残る資産がまったく変わってくる」という――。
インフィニティプール付きトロピカルアイランドの物件
写真=iStock.com/ShutterWorx
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海外の富裕層は「資産10億円」が最低ライン

「1億円程度の資産では富裕層とはいえません」

こう言うと驚かれる方も多いでしょう。世界の基準で言えば、プライベートバンクと付き合えるレベル(おおむね10億円以上の金融資産)がなければ、本当の意味での富裕層とはいえません。税金と社会保険料が上昇し続ける中でも富を増やせる人は、「稼ぐ力」以上に「税の仕組み」を味方につけていることが多いです。

まず、日本の富裕層と世界の富裕層では、保有する金融資産のケタが一つ違います。野村総合研究所が示している図でいえば「超富裕層」以上が、世界標準の富裕層に相当します。なお、NRIの分類はあくまで金融資産のみを基準にしており、不動産などの実物資産は含まれていない点も覚えておくとよいでしょう。

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