後悔しないためにも「年1回はリバランス」
株高&円安が進展しているときは、リバランスなしのパフォーマンスが最もよくなるのは当然です。しかし、検証結果からわかることは、下落相場や調整局面において、資産を大きく減らしたくないならば、年1回はリバランスした方がベターだという事実です。
ここ数年、暴落が短いスパンで起きています。2020年以降では、2020年2月「コロナショック」、2022年2月「ウクライナショック」、2024年8月「日本版ブラックマンデー」、2025年4月「トランプショック」、2026年3月「中東ショック」と実に5回もありました。
いずれも暴落期間が短いため、「リバランスなし」で十分という楽観的な考えが蔓延しています。しかし、いつ、暴落期間が数年にのぼる「大暴落」が来るかはわかりません。
大事なことは下落相場や調整局面に備えること。大暴落が起これば、回復までにかかる期間は意外と長い傾向にあります。
築いた資産はいつか使う時期が来ます。お金は一定程度あることで心の安心にはつながりますが、お金は使うことで初めて自分の価値に置き換えられます。資産を取り崩すタイミングで後悔しないためにも、年1回はリバランスすることをおすすめします。その方法は「配分変更」でもOK。
「3カ月に1回」「半年に1回」などリバランスは細かくやった方がいいという情報に関しては、情報発信者は本当に検証したのか疑問が残ります。「ファクト(一次情報)」を必ず確認し、それに基づいた行動が大切です。リバランスは年1回で十分です。本稿が投資行動のご参考になれば幸いです。


