一番乗りでも勝てなかった教訓

技術が優秀であったり、市場に一番乗りしたりするだけでは、その後の競争に勝てない。こうした教訓を残したベータマックスを、失敗博物館は愛情を込めて「惜しくも届かず(So Close And Yet)」に分類している。

同博物館は、「ソニーはこの失敗から学んだ」とも言及。ソニーはその後、音楽業界と提携を結ぶことで、CDの普及に成功した。さらに、レコード会社を買収。レコードレーベルを傘下に擁し、家電だけでなくエンターテインメント分野でも存在感を放っている。

天下のゲームメーカー任天堂も、いくつかのハードウエアで失敗している。中でも家庭用ゲーム機のバーチャルボーイは、同社にとって大敗といって良い製品だった。