1分ほどで脳がクタクタになる感覚

◆「5秒ルールしりとり散歩」「つなげるしりとり散歩」
書影
加藤俊徳『80代でも若返る脳』(新星出版社)

一緒に歩くお仲間がいるなら、挑戦してほしいのが「しりとり」です。私が息子と楽しんでいる「加藤流しりとり」をふたつ紹介しましょう。

「5秒ルールしりとり」は、5秒以内に単語を返すというもの。「しりとり」といえば子供の遊びのイメージがあると思いますが、座った状態のしりとりと、歩きながらのしりとりでは「5秒」の長さが全く異なるのです。

散歩に5秒ルールしりとりを加えると、散歩中の脳は膨大な情報を処理することになります。散歩で運動系に刺激を与えながら、思考系、伝達系、聴覚系、理解系、記憶系が鍛えられるのです。

さらにハードルが上がるのが「つなげるしりとり」です。次のように相手の単語に自分の単語をどんとんつなげていきます。

相手「まめ」
自分「まめ、めだか」
相手「まめ、めだか、かめ」
自分「まめ、めだか、かめ、めがね」
相手「まめ、めだか、かめ、めがね、ねこ」

「つなげるしりとり」も、「単語」だと頭のなかで「絵」と連想づけて記憶することもできますが、これが「数字」になるとさらに集中力が必要になります。

相手「3」
自分「3、5」
相手「3、5、1」
自分「3、5、1、9」
相手「3、5、1、9、1」

つなげる数字の桁数を増やすと、さらにハードルが上がり、1分ほどで脳がクタクタになる感覚が味わえるでしょう。

安定したら、7から8に数を変えてみる

◆「7の引き算散歩」

歩きながら、100から7をどんどん引いてみましょう。

「100-7=9、9-7=8、8-7=7……」

平坦な道を歩いているときは、ゆっくりながらも計算を続けていけるのに、階段の昇降時になると計算が止まるなど、ただの引き算ですが簡単にはいかない面白さがあります。

7を引き続けた結果、最終的に出た数字は歩く距離や計算ミスなどで日によってちがうことがあります。「今日のラストナンバー」として覚えておき、日記に記録しておきましょう。

今日のラストナンバーが安定してきたら脳番地が「7」に飽きてきている頃なので、引く数字を8や11などに変えてみてください。

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